gooDrug『消毒薬ってどんな種類があるの?』

消毒薬ってどんな種類があるの?

ドラッグストアに行くと消毒薬は様々な種類がありますが、皆さんはどのように消毒薬を選んでいますか?

いくつか消毒薬について特徴をお伝えします!



消毒薬の種類

消毒薬は大まかに3種類「高水準」「中水準」「低水準」に分類されます。

  • 高水準:グルタラール、フタラール、過酢酸など
  • 中水準:次亜塩素酸ナトリウム、ポピドンヨード、アルコールなど
  • 低水準:クロルヘキシジン、ベンゼトニウムなど


低水準になるにつれて対応できる菌が少なくなっていきます。
高水準消毒薬には、主に医療機器(内視鏡など)に用いることが多く、人体には使用しません。
多くのご家庭で用いられるものが、中水準や低水準消毒薬だと思います。



使用上の注意点

ここからはいくつかの消毒薬で使用する際の注意点についてご紹介します。

アルコール

  人体に使用できますが、粘膜には使用できません。そのため、傷口には使用しない方が良いです。
  そして、引火性に注意が必要です。
  最近目にするパストリーゼ
®は、食品に使用できます。
  成分はアルコールですが、醸造用アルコール(100%さとうきび由来)を使用しているためです。

  

次亜塩素酸ナトリウム

  ドアノブや床など、主に環境に使用します。
  金属に用いると腐食することがあるため注意が必要です。
  ハイター®の主成分です。ノロウイルスに効果的です。

ベンゼトニウム

  粘膜に使用できる消毒薬です。傷口を消毒するマキロン®の主成分です。
  傷口に使用できる他の消毒薬としては、ポピドンヨードがあります。うがい薬であるイソジン®に含まれています。

ほんの一部ですが、消毒薬をご紹介しました。消毒薬を使用する際の見直しになれば嬉しいです。

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