6月11日(水)18時より、都立駒込病院との連携セミナーを開催いたしました。
昨年度に引き続き、多くの当院医師や今年からは地域の医療機関の先生方にもご参加いただき、活発な情報交換が行われました。
本セミナーでは、都立駒込病院 放射線科治療部の部長 室伏先生と医長 清水口先生がお越しくださり、「シームレスな病院間連携を目指す駒込病院放射線治療部の取り組み」と題して、最新の医療動向や診療体制についてご講演いただきました。特に、放射線治療における連携の重要性や、駒込病院放射線治療部の診療体制、そして診療特徴について深く掘り下げてご紹介いただきました。
顔の見える連携、診療ポリシーの明確化、情報共有の円滑化など、患者さんへのより良い医療提供のための課題と解決策が提示されました。
常勤・非常勤医師、医学物理士、看護師、診療放射線技師といった多職種連携による充実したスタッフ体制がご紹介いただきました。
オリゴ転移に対する定位放射線治療の高い局所制御率や、骨転移に対する体幹部定位照射の優越性など、多岐にわたる専門性の高い治療内容が解説されました。
今回のセミナーを通じて、連携病院の先生方との「顔の見える」関係をさらに深めることができました。
放射線治療科を持たない当院にとって、高度な治療を提供できる連携病院の存在は大変心強く、患者さんへの最適な医療提供のために不可欠です。
今後も、このようなセミナーを継続的に開催し、地域医療連携を一層強化していく所存です。
患者さんが安心して質の高い医療を受けられるよう、連携病院の皆様と共に努力してまいります。
引き続き、当院の地域医療連携にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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