開催報告 オレンジカフェ(2026.05.12)

開催報告 オレンジカフェ(2026.05.12)

5月12日、オレンジカフェの中でも毎回大好評の「みんなの音楽療法」が開催されました!
今回で3回目となる楽しい音楽療法、過去回に参加いただいた方もちらほら見受けられる、にぎやかな会となりました。
音楽療法士の佐川先生と、アシスタントの野寺介護士のお二人による、楽しい音楽療法のはじまりです!

音楽がもたらす医療効果

音楽療法とは、音楽の持つ力を活用し、心身を良い方向へと導く療法です。
実際にさまざまな医療現場で取り入れられており、筋ジストロフィーの患者さんの歩行訓練や、脳梗塞後の失語症における発語訓練などにも用いられています。
「音楽」という言葉は、「音」を「楽しむ」と書きます。
音楽を聴くと自然と楽しい気分になりますが、その力は楽しさだけにとどまりません。
懐かしさで胸がいっぱいになったり、思わず涙がこぼれたりすることがあるように、音楽には人の感情を大きく動かす力があります。
この「感情が揺さぶられる」という体験こそ、脳にとって非常に良い刺激となります。
音楽の力を上手に取り入れて、毎日をポジティブにしていきましょう!

さっそく歌っていきましょう!

まずは「肩たたき」の歌ではじまりました。「母さんお肩をたたきましょう🎵」でお馴染みの歌です。

肩たたき

実際に肩をトントン叩きながら歌うのですが、最初は自分の肩、次は隣の人の肩、次は前の人の肩、など、頭も使わないといけないルールが混ざって、脳の活性化にもつながります。

次は「三百六十五歩のマーチ」です。この曲は手をたくさん動かす曲で、一気に振り付けに複雑さが増していました。

三百六十五歩のマーチ

見本の振り付け通りに動きながら、さらに歌詞の通りに歌うことで、身体も温まり脳もどんどん活性化していきます!

続きましては「高校三年生」です。曲調が複雑になった代わりに、振り付けは手拍子のみでした。
皆さんの歌声が部屋に響き渡ります。

高校三年生

次の曲は、鈴とカスタネットを手にしてリズムを取りながら歌う「銀座カンカン娘」です。

銀座カンカン娘

鈴チームとカスタネットチームに分かれてタイミングを伺いながら歌います。
歌詞を見て、自分のパートを見ながらの歌、これも脳を使いますね!

次は、なんと太鼓が登場!
たんたんたん・カカカカカ!と2種類の音を出しながらの「東京音頭」です。

東京音頭

太鼓を叩き、次の人へ繋ぐという流れで、リズムに乗りながら楽しく歌いました。

次の曲は「バラが咲いた」です。
ゆっくりとしたやさしい曲調で、こちらは振り付けなしでの歌となりました。
気持ちの良いメロディーに脳もリラックスしている様子でした。

バラが咲いた

曲の合間に、グー・チョキ・パーと手指を広げる動きをしたり、三本締めをしたり、参加者を乗せて飽きさせない工夫もあり、1人も置いていかない雰囲気で本当に皆さん楽しそうにしていたのがとても印象的でした。

最後の曲は、しっとりと「夕焼け小焼け」で締めました。
振り付けは、腕を大きく動かすもので、先生の動きを真似して歌いながら、楽しい会がゆっくりと終わりを迎えました。

夕焼け小焼け

まとめ

歌に合わせて体を動かしたり、楽器でリズムを取ったりと、今回のオレンジカフェは、終始あたたかな笑顔と歌声があふれる、にぎやかな会となりました。
懐かしい歌の数々に思わず口ずさむ方、太鼓を叩いて生き生きとした表情を見せてくださる方。
「音楽を一緒に楽しむ」喜びが、世代を超えて会場いっぱいに広がっていました。

音楽は、脳を活性化させるだけでなく、人と人とをやさしくつなぐ力も持っています。
今回ご参加くださった皆さまにとって、心と体がほっとほぐれる、あたたかい時間となっていれば嬉しい限りです。

オレンジカフェは、認知症の方やそのご家族、介護・医療の専門職、地域の皆さまなど、どなたでも気軽に参加でき、
安心して過ごしていただける集いの場です。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。皆さまのお越しをお待ちしております。