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nurse_days ナースの日々

ラダーⅠ トライ者研修 「STEP2」

ラダーⅠトライ者研修 STEP2

当院看護部では新卒看護師が組織の一員として自覚と責任を持ち、看護専門職としての姿勢を習得できるよう、教育ラダー「Eijuラダー」を設けています。
新卒看護師は入職後1年間、様々な研修や課題を通して、基礎となるラダーⅠのクリアを目指します。

今回は、新卒看護師を対象としたラダーSTEP2」研修を開催しました。当院では日本看護協会の「静脈注射の実施に関する指標」をもとにガイドラインを作成し「静脈注射院内認定制度」を実施しています。静脈注射に関わる臨床検査技師や、点滴ルートの確保を行う救急救命士も参加し、安全な静脈注射の実践に必要な知識と技術について学びました。

静脈注射レベル2研修 ~安全な静脈注射のための基礎知識~

講義では、輸血療法や医療用麻薬、静脈穿刺、点滴静脈内注射について学びました。

輸血療法では、血液製剤の特徴や安全な取り扱い方法に加え、患者確認やダブルチェック、副作用発生時の初期対応など、安全な輸血を行うための基本的な知識を確認しました。

また、静脈穿刺や点滴静脈内注射では、血管走行や神経との位置関係などの解剖学的知識を踏まえ、安全な血管を選択することの重要性について学びました。患者確認など「6R」の徹底や、一つひとつの手技を根拠とともに理解することなど、安全な医療を実践するために欠かせない基本を学びました。

実践を通して技術を身につける

講義後は、患者さんへの声かけや本人確認、実施前後の確認事項など、一連の手順を動画で確認した後、先輩看護師によるデモンストレーションを行いました。実際に使用する物品を用いながら、安全な手技やポイントを確認し、参加者はメモを取りながら真剣な表情で見学していました。 

その後はグループに分かれ、先輩看護師の指導のもと実技演習を実施しました。

実際に血管を確認しながら穿刺の手順を一つひとつ確認し、分からない点はその場で質問しながら実技に取り組んでいました。先輩看護師が腕を貸して練習を支え、穿刺が成功すると周囲から拍手が送られる場面も見られ、参加者は実践を通して理解を深めていました。

事例検討を通して安全な対応を学ぶ

実技演習後は、「Aさんの点滴を誤ってBさんへ投与してしまった」という想定事例をもとにグループワークを行いました。

安全な医療を提供するためには、患者誤認を未然に防ぐことが何より重要です。そのうえで、万が一の事態を想定し、適切な対応について考える事例検討を行いました。

各グループでは、誤投与に気付いた際の初期対応や報告の流れについて意見を出し合い、その後発表を行いました。

発表では、まず投与を中止し、患者さんの状態を確認したうえで、リーダーや医師へ速やかに報告すること、患者さんやご家族への説明、インシデント報告までを含めた一連の対応について確認しました。

また、異変に気付いた際は、迅速に対応することの重要性を確認しました。あわせて、インシデント報告は再発防止につなげ、安全な医療を継続するために欠かせない取り組みであることについても理解を深めました。

まとめ

今回の研修では、安全な静脈注射を実践するために必要な知識や技術だけでなく、患者さんの安全を最優先に考え、一つひとつの手技の根拠を理解しながら行動することの重要性を学びました。

今後も継続した研修を通して、知識と技術の向上に努め、安全な医療の提供につなげていきます。

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