第9回 イポーメアの会
11月14日に、中途入職者を対象とした、静脈注射院内認定制度研修 -STEPⅢ-が行われました。
今回はその様子をお届けします!
STEPⅢでは
の2つのテーマで研修を行います。
まずは造影剤についてです。
X線を使用する造影剤、MRI検査の造影剤、蛍光造影眼底検査で使用する造影剤など、造影剤の種類についてや、造影剤を使用する理由について学びました。
次に、造影剤の副作用について下記の内容を学びました。
また、造影剤のイントロカンの穿刺について、造影剤の血管外漏出についても学びました。
次は、がん薬物療法についてです。
がん薬物療法の適応と目的、集学的治療についてと5つの種類、がん薬物療法の看護、抗がん剤薬の種類、殺細胞性抗がん薬についてとその種類、分子標的薬の作用機序、抗体薬と小分子化合物の種類、免疫チェックポイント阻害薬、免疫関連有害事象(IR A E)、内分泌療法とその種類、BRM(生体応答調節療法)と免疫調節薬(IMDSS)の作用機序、がん薬物療法の効果判定方法、副作用評価、抗がん薬の投与経路について学びました。
次に、隣の人へ化学療法のため末梢を留置するというシチュエーションで、どの部位に穿刺するかの実践を行いました。
実践のあとは、血管外漏出の予防と早期発見についてと、暴露対策について学びました。
今回学んだことを活かし、副作用等の予防により一層努めたり、もし副作用が起こった場合にも冷静に対応していきます。