職員食イベントメニュー ✧4月編✧
当院のがん性疼痛看護認定看護師が講義を行いました。
痛みには体性痛、内臓痛、神経障害性疼痛に分けられますが、これらの痛みを患者さんがどのように表現するか、病状によって患者さんがどのような痛みを訴えるかについて、一人ひとりが考えてみました。
また、痛みを抱える患者さんがより正確に症状を伝えるために、どのような声掛けができるのか、NSRをうまく活用できない患者さんに対し「今までで一番痛かった経験を基準にする」など、具体的なアドバイスもありました。
患者さんそれぞれの価値観や生活スタイルによって、どのくらい痛みを緩和したいかが異なります。
患者さんがとらえている痛みの意味を把握し、多職種で成り立つチームと情報共有を図りながらケアの方向性を模索することも、看護師の重要な役割のひとつです。
当院の裏手にある公園には、毎年満開の桜が咲きます。
気分転換に一緒に散歩をしたり、病態に基づいてできる看護を模索していくことも、看護師として大切なことというお話がありました。