ラダーⅠ トライ者研修 「輸液・シリンジポンプ研修」

まずは、取り扱いや使用基準など概要の講義から研修はスタートしました。
輸液ポンプは、容量の大きな輸液バッグを、長時間で連続的に注入することに適しており、精度は±10%、シリンジポンプは、注射器(シリンジ)で少ない量の薬を正確に注入することに適しており、精度は±3%です。流量精度の違いはポンプ選択の重要な要素となります。
また、医療安全マニュアルに掲載されている使用基準を確認し、特定の医薬品の場合、必ず輸液・シリンジポンプを使用することを学びました。
薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)は、医薬品や医療機器の品質、有効性、安全性を確保し、国民の健康を守るために制定されました。医療機器の添付文書は、安全で効果的な使用を確保するために非常に重要であり、下記のような事項が詳細に記載されています。
具体的な機器について知りたい場合、その機器のメーカーや販売元のウェブサイトで添付文書を確認できると解説があり、実際に皆で検索をして医療機器の添付文書の警告や禁忌・禁止事項、使用方法の記載内容について確認しました。