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〒110-8645 東京都台東区東上野2丁目23番16号

放射線科

放射線科について

放射線科は、胸部・腹部・骨・乳腺などのX線撮影、胃や大腸の造影検査、CT・MRIによるコンピュータ断層撮影、放射性医薬品を使った核医学検査、カテーテルを使った血管の診断および治療を行う血管造影検査からなる画像検査部門です。各診療科の依頼だけでなく他病院やクリニックからの紹介依頼を受け、検査を施行しています。
現在、常勤医師3名、(非常勤医師4名)、診療放射線技師19名、看護師4名、受付3名が所属しています。

放射線科受付
放射線科受付
一般撮影

X線を用いて全身の骨及び胸部や腹部を撮影する検査です。

当院の単純X線検査は、FPD(フラットパネルディテクター)といった最新の装置を備えた撮影室で被ばく低減を心がけて撮影を行っています。
また、当院では骨粗鬆症を調べる検査として、骨密度測定装置を設置しており、DXA方式(Dual energy X-ray Absorptiometry)という2種類の異なるエネルギーのX線を照射し、骨と軟部組織の吸収率の差により骨密度を測定する方法で検査を行っています。

X線撮影装置
X線撮影装置
  • 右肩脱臼
    右肩脱臼
  • 左上腕骨折
    左上腕骨折
マンモグラフィ

乳房専用の装置を用いて行うX線検査です。乳房を引っ張り、プラスチックの板でなるべく薄く挟み撮影します。そうすることで乳腺が広がり、病変を発見しやすくすると共に被ばく線量を低くすることができます。
特に乳房が張りやすい方は、その時期を避けて検査を受けることをおすすめします。(個人差はありますが、生理が始まって1週間後位)
授乳中に検査を受ける方は検査直前に搾乳をお願いします。
当院では診療科より依頼があれば当日撮影も対応できます。

マンモグラフィー装置
マンモグラフィー装置
乳腺(乳がん)
乳腺(乳がん)
撮影方法
撮影方法
X線TV検査

当院のX線テレビ装置はDR(Digital Radiography)システムを採用しています。透視検査は造影剤を使用し、リアルタイムでテレビモニターにより、観察して検査していきます。主な検査として、上部、下部消化管X線検査があります。上部の検査は、バリウムという造影剤を飲んで食道や胃・十二指腸・小腸の検査を行います。下部の検査では肛門からバリウムを注入して検査を行います。また造影剤を注射して腎臓から尿管・膀胱までの尿の流れを調べる検査、胆嚢や胆管を描出する検査、関節の脱臼整復、脊髄腔造影検査等も行われています。

X線TV
X線TV

【バリウム検査のQ&A】
Q1.なぜ、発泡剤を飲んでゲップを我慢しなければいけないのですか?
A1.胃の中の皺を伸ばし、細かいところまで見えるようにするためです。

Q2.バリウムを飲んだ後に、なぜグルグル回るのですか?
A2.飲んだバリウムで、胃の中の粘液をとり、胃の粘膜表面にまんべんなく付着させ、細かく・はっきりと胃の形や病変を見るためです

食道がん
食道がん
(進行)胃がん
(進行)胃がん
大腸がん
大腸がん
CT検査

身体にX線を照射して透過したX線量をデータとして集め、コンピュータで処理することによって身体の内部を画像化する検査です。当院では最新型64列マルチスライスCT(Computed Tomography)を設置しています。マルチスライスCTは従来のCT装置に比べ、より短時間で広範囲の撮影ができるため、息止めによる患者様の負担を軽減することができます。造影剤を使用し全身の血管や、動きを止めることのできない心臓の撮影も可能です。また、撮影した画像データを元にコンピュータで高度な処理を行うことで、様々な角度の断面像や三次元(3D)画像を作成することもでき、診断の手助けとなっています。
当院では検査予約の待ち日数短縮に努めております。必要であれば診察当日の検査も可能です。各診療科でご相談ください。

最新型64列マルチスライスCT
最新型64列マルチスライスCT
頭部CT(くも膜下出血)
頭部CT(くも膜下出血)
頭部CTA(脳動脈瘤)
頭部CTA(脳動脈瘤)
冠動脈CTA
冠動脈CTA
腹部CTA(肝臓がん)
腹部CTA(肝臓がん)
下肢CTA
下肢CTA
MRI検査

MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気と電波を利用して身体の臓器や血管を撮影する検査です。身体の内部を縦、横、斜めと、あらゆる断面で撮像でき、X線を使わないので放射線被ばくがありません。頭部検査において、CTでは発見できない急性期の脳梗塞を捉えることができ、早期診断、早期治療を可能にします。また、造影剤を使用しないで血液の流れを利用して血管を描出するMRA(MR Angiography)の撮影をすることができ、脳動脈瘤や血管狭窄などの診断に利用されます。
検査前の注意点は、身につけている金属類を外して頂きます。また、心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方は検査を受けられません。脳動脈瘤クリップ、その他手術等で体内に金属が入っている方、妊娠または妊娠の可能性のある方は検査が受けられないことがありますのであらかじめお知らせください。
検査中は大きな音がしますが、耳栓・ヘッドホンを用いて少しでも音を和らげるように心がけています。

MRI装置
MRI装置
急性期脳梗塞
急性期脳梗塞
腰椎圧迫骨折1
腰椎圧迫骨折
腰椎圧迫骨折2
腰椎圧迫骨折
腰椎圧迫骨折3
腰椎圧迫骨折
核医学(RI)検査

核医学検査はラジオアイソトープ(放射性同位元素)を用いる検査で、ラジオアイソトープは放射線を出す物質のことを言います。検査の名称は病院によりラジオアイソトープ検査又はRI検査と呼ばれていますが、内容はまったく同じものです。

SPECT装置
SPECT装置

【核医学のQ&A】
Q1.何がわかるのですか?
A1.検査用の薬を注射または飲んだ後に、体の外から検査用のカメラで撮影して臓器に薬が集まるようすをいろいろな角度から調べることにより、体内の臓器の位置や大きさ、臓器の働き(機能)、血管のようすや病気の有無もわかります。調べる臓器や目的によって検査に使う薬は異なります。ほとんどの検査はベッドに寝ているだけですが、検査の種類によって所要時間はまちまちです。

Q2.体の中にラジオアイソトープを入れて心配はないのか?
A2.薬から出る放射線はとても弱く、身体への影響も少なく、時間とともになくなってしまいます。検査用の薬そのものも尿や便として身体の外へ出てしまいます。

Q3.検査を受けるときは何を注意したらいいのですか?
A3.核医学検査では当日しか使えない高価な特殊薬品を準備いたしますので予約をした日時に必ず検査を受けて ください。

ご都合が悪くなった場合は前日までに連絡をください。

脳血流シンチ(統計解析)
脳血流シンチ(統計解析)
骨シンチ(骨転移)
骨シンチ(骨転移)
血管造影検査

血管撮影とは手首、肘、鼠径部などの血管から細い管(カテーテル)を挿入し、そこから造影剤を注入することによって血管の形態や血行動態を観察する検査のことです。またカテーテルを通して血管の治療(interventional radiology:IVR)も行っています。
主な治療としては脳動脈瘤にコイルの留置、脳梗塞(急性期)に血栓を溶かす薬剤を投与する脳血管内治療。狭くなった心臓の血管をバルーン(小さな風船のようなもの)で拡張させて流れを良くさせ、さらにステント(小さな金属で作られた網目の筒)で血管内から固定する冠動脈形成術。肝臓などの臓器に対し抗がん剤の注入、出血した部位を止血させる腫瘍塞栓術。その他にも頸動脈(首)や抹消血管(鼠径部、大腿部)にステントを留置させる治療も行っています。
当院では最新の血管撮影装置を使用しています。被ばくを最小限に抑えながらも高画質な画像を得ることができ、患者様の負担が低減されています。

血管造影装置
血管造影装置
脳動脈
脳動脈
冠動脈心筋梗塞(治療前)
冠動脈心筋梗塞(治療前)
冠動脈心筋梗塞(治療前)
冠動脈心筋梗塞(治療前)
被ばくについて

放射線による被ばくは、自然放射線による被ばく・医療被ばく・職業被ばく・放射線事故による被ばくに大別されています。
放射線検査による被ばくは医療被ばくに該当し、ICRP(国際放射線防護委員会)勧告によって、被ばくによる不利益(放射線障害発生リスク)より利益(早期発見や治療)が上回り、可能な限り被ばく線量を低減することに努めるべきとされています。
当院においても担当医師が検査の必要性を判断し、当科診療放射線技師がIAEA(国際原子力機関)や各種関連学会等のガイドラインに準じ、最適な線量を用いて検査を行っております。

一般撮影(レントゲン)検査
 当院日本放射線技師会国際原子力機関
胸部 0.13mGy 0.3mGy 0.4mGy
腹部 1.53mGy 3mGy 10mGy
乳腺(乳腺平均線量) 0.85mGy 2mGy 3mGy
X線TV(バリウム)検査
 当院(成人)当院(一日ドッグ)日本放射線技師会
上部消化管(胃) 31.6mGy 45.3mGy 100mGy
  当院(診療) 日本放射線技師会
下部消化管(大腸) 67mGy 120mGy
CT検査
 当院日本放射線技師会国際原子力機関
頭部 2.3mGy 1.9mGy 1.5mGy
胸部 3.6mGy
腹部 3.8mGy 4.2mGy 10.8mGy

【放射線被ばくの影響Q&A】
Q1.Gy(グレイ)とSv(シーベルト)とは何を表した単位ですか?
A1.Gyは放射線が物質に与えるエネルギー量を表す単位です。一方、Svは放射線を人体が受けた際にどのような健康影響が起こるかを評価するための単位です。
同じ線量(Gy)であっても受けた部位や放射線の種類によりSvの値は変わります。

Q2.どれくらい被ばくすると影響がでるのですか?
A2.ある一定の線量(しきい値)を超えて被ばくすると影響が現れ始める確定的影響と、被ばく線量にかかわらず影響が現れる確率的影響とがあります。
確定的影響の例:紅斑は3000mSvの被ばくを受けなければ生じないと言われています。
確率的影響の例:白血病は被ばく線量に応じて発生確率が増加します。ただし、200mSv以下では統計的有意な発生確率の増加を認めないと言われています。

Q3.何度も放射線検査を受けているのですが大丈夫ですか?
A3.X線検査は病気の診断や治療の経過を観察するために必要な検査です。医師が被ばくを考慮したうえで放射線検査が必要かどうか判断していますのでご安心ください。
また、1回の検査で受ける放射線量はごくわずかで1回の胸部X線検査はおよそ0.05mSv、1年間自然に受ける放射線被ばく線量2.4mSvに比べても約1/50程度の被ばくとなります。
※妊娠中、またはその可能性のある女性は、検査を受ける前に医師とよく相談してください。

Q4.妊娠中に放射線検査を受けましたが心配ないですか?
A4.放射線による影響は新陳代謝の盛んな組織・細胞で敏感という特徴があり、成人より小児で放射線感受性が高く、障害を受けやすいといわれています。放射線による胎児の影響は、小児よりもさらに大きいとされ、それは妊娠期間によって異なり妊娠初期ほど影響を大きく受けます。
国際放射線防護委員会(ICRP)では妊娠の可能性のある女性は、腹部(生殖器)の被ばくを受ける検査は、月経開始後10日以内に行うこと。また、妊娠かどうか判断できないときは臨床上その検査が必要な時以外は避けるべきだとしています。
しかし、腹部(胎児を含む部位)・生殖腺以外の検査では、被ばくはほとんど問題となりません。

Q5.放射線は身体に残るのですか?
A5.放射線の被ばくという現象は熱や太陽光を受けるのと同様に身体に残ることはありません。しかし、核医学検査の場合体内に微量な放射線を持つ放射線性同位元素を投与しますので、短期間ですが体内に残ります。体内に入った放射線性同位元素は、短期間で消滅するものが使われているので心配いりません。

Q6.介助者の被ばくは大丈夫ですか?
A6.患者様によっては付き添いの方に介助していただき撮影する場合があります。放射線検査は目的の部位に絞って放射線を照射しているため、介助者が直接その放射線を受ける事はほとんどありません。
しかし、患者様から跳ね返ってくる弱い放射線(散乱線)を受ける事があります。問題にならない程度のものですが、介助をお願いする場合は放射線を防ぐ防護服を着用していただいています。

放射線検査で不安・疑問がある場合は、放射線科スタッフまでお気軽にお尋ねください。

  • スタッフ募集
  • 看護部紹介
  • 公益財団法人 ライフ・エクステンション研究所
  • 柳橋分院

診療受付

⽉〜⼟ 午前8:30 〜11:00
※小児科11:30まで
※脳神経外科、皮膚科は日により異なります。
※午後は、原則【予約制】の診療となっております。
 紹介状持参の患者様及びかかりつけの患者様は事前にお問い合わせください。

交通・アクセスマップ

〒110-8645 東京都台東区東上野2丁目23番16号

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