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院長 湯浅 祐二

 当院は昭和31年2月に元浅草稲荷町で160床の病院として開院して以来、本年で51周年を迎えました。平成14年2月には上野公園駅近くの閑静な西町公園に隣接する新病院に移転し、療養病棟、緩和ケア病棟を有する 400 床の総合病院として、より多くの皆様にご利用頂けるようになりました。

 これからも、私どもは、この地域に根ざした、台東区の中核病院として相応しい永寿総合病院を確立することを目指し、多くの皆様の声を十分拝聴させていただきながら、より安心して、納得の得られる医療サービスを受けて頂ける病院となるよう、職員一同力を合わせて努めさせて頂きたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。

以下には永寿総合病院の概要を簡単にご紹介させて頂きます。

1. 診療体制

 内科、神経内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、外科、整形外科、脳外科、呼吸器外科、泌尿器科、産婦人科、小児科、耳鼻咽喉科、眼科、緩和ケア科、放射線科では、常勤医師による外来、入院体制を整えており、皮膚科も常勤医師の体制をとる予定です。

 また、当院では療養病床も備えており、必要な場合には急性期医療終了から社会生活に復帰するまでの支援体制も整備しております。

また、開院時より検診部門を有しており、これも専門常勤医師による利用者の皆様のニーズにあった検診システムを用意しております。

2.地域医療連携

 新病院建設にあたっては、地元の下谷、浅草医師会をはじめ、医療福祉関係の皆様の全面的なご協力を頂きました。限りある医療資源を有効に活用するために、医療機能の連携を一層進めていきます。

 医院や診療所の先生からの紹介状をお持ちの場合には、初診時の特定療養費は免除されます。また、紹介での CT,MRI, エコーなどの検査では、あらかじめ紹介元からの予約がされている場合には、簡単な手続きで、短い待ち時間で検査を受けて頂くことができます。

3.救急体制
 当院は、東京都全夜間休日通年固定制二次救急体制指定病院です。
内科と外科系の2名の医師が担当します。
 また、診療放射線技師、臨床検査技師や薬剤師も日当直をいたしております。しかし、当院で対応できない状況であった場合や重篤な患者様等は、大学病院や他の医療機関にお願いする事もありますのであらかじめご承知ください。
4.療養環境設備

 一般の病室を4床室とし、全室にトイレ、洗面所を設置し、1床当たり8uの占有面積を確保しました。トイレは逐次ウォシュレット式のものに変更中です。さらに入院中でも、 FAX, 携帯電話、インターネットの使える環境も準備しております。

5.院内感染に配慮した設計
 各病棟に、陰圧の病室と陽圧の病室を、外来には、感染症の患者様のスペースを、手術室には、バイオクリーンルームを設置しました。
 院内は、清掃しやすく清潔を保てる環境(手洗い設備、廊下病室の設計など)に配慮した設計になっています。
6.プライバシーの尊重
 病棟では、旧病院と同じように病室の患者様の名札をはずしました。また、外来では、診察室の中待ちのドアーを設置しました。そして、患者様の動線については、外来の患者様と病室の患者様、そして救急車でこられた患者様の動線を分離し、プライバシーの保護に配慮しました。
7.環境への配慮
 地球温暖化などの環境問題に配慮し、エネルギーを有効に使うコ・ジェネレーションのシステムを採用しました。
 駐車場は3層地下式の63台分を確保してありますが、近隣住民の皆様のご迷惑にならないよう油圧式の設備を採用するとともに、周囲に植栽をして、騒音と排気対策をしています。また生ゴミを気体と液体に分解して処理するシステムを導入して、廃棄するゴミの量 を削減しています。

近隣の皆様のプライバシーに配慮して、管理部門の窓ガラスには目線の高さ迄の不透明フィルムを貼付し、病室にはレースのカーテンを含めて二重のカーテンを施しました。

8.災害時後方支援病院
災害時を想定した、JFEシビルによる耐震構造建築、ヘリポートの設置や井戸水の確保などを実現し、都の要件を満たしました。
 以上、新病院について簡単にご紹介いたしました。
 これからも地域の病院として、皆様のお役にたてますように職員一同努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

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